宝塚巴里祭2024が開幕しました!
5年ぶりの宝塚巴里祭となりましたが、これまでの巴里祭でも定番だった曲あり、珍しい切り口のコーナーもあったりと、バラエティに富んだ構成だなという印象です。
早速宝塚巴里祭2024のセットリストです。
過去の宝塚巴里祭でよく歌われている楽曲リストや試聴はこちらでまとめています↓
宝塚巴里祭2024 セットリスト
(曲名の表記はプログラムに準じます)
PROLOGUE
パリパナム Paris Paname
瀬央ゆりあ
羽立光来、高峰潤、龍季澪
糸月雪羽、鈴美梛なつ紀、朝葉ことの、湖華詩
ジョセフィン・ベーカーが歌った楽曲。
花組「エンター・ザ・レビュー」のプロローグなどでもおなじみですよね。
愛の讃歌 Hymne A L’Amour
瀬央ゆりあ、一之瀬航季(女役)他
エディット・ピアフの代表曲のひとつで、日本では越路吹雪の歌としても有名。
宝塚巴里祭でも過去16回のうち9回と一番多く歌われている定番曲なのですが、今回は瀬央ゆりあと女役に扮した一之瀬航季のデュエットという、また新たな愛の讃歌です。
出演者紹介
Boum!
瀬央ゆりあ、一之瀬航季(女役)
糸月雪羽、鈴美梛なつ紀、朝葉ことの、湖華詩
シャルル・トレネの楽曲。
引き続きレビューの女王に扮した一之瀬航季と瀬央ゆりあが絡みます。
シャルル・トレネと言えば、この後のMCで高峰潤がアカペラで歌う「ラ・メール」が宝塚巴里祭でも定番で、何度も歌われています。
一方「Boum!」は私の調べた限り、宝塚巴里祭初登場かなと思うので、変化球の選曲でした。
ZAZ(ザズー)
ラ・ヴィ・アン・ローズ(バラ色の人生)
羽立光来、高峰潤、龍季澪
こちらもエディット・ピアフの代表曲のひとつで、「愛の讃歌」と並んで宝塚巴里祭で過去16回のうち9回と一番多く歌われている定番曲です。
今回はジャズアレンジになっていました。
オー・シャンゼリゼ Les Champs-Elysees
瀬央ゆりあ 他
こちらも宝塚巴里祭では過去7回歌われている定番のフレンチポップス。日本でもなじみ深い曲ですね。
元々はイギリスの曲だったそうですが、パリのシャンゼリゼ通りをモチーフに書き換えて1969年に発表され、ジョー・ダッサンが歌っています。
パリの空の下 Sous le ciel de Paris
一之瀬航季、朝葉ことの
1951年のフランス映画『巴里の空の下セーヌは流れる(Sous le Ciel de Paris)』の挿入歌です。
色々なところで使われている曲なので、メロディを聴いたことある人も多いと思います。
宝塚巴里祭2024ではカップルの歌として一之瀬航季と朝葉ことのがデュエットしています。
市民革命
フランスの革命を市民側の視点で見たコーナーということなのかなと思います。過去の宝塚巴里祭には無かった捉え方な気がして、おもしろいですね!
ちなみに『1789』はフランス革命前夜、『スカーレット・ピンパーネル』はフランス革命直後のロベスピエールらの恐怖政治期、『レ・ミゼラブル』はそれから数十年後なので時代は少しずつ異なります。
ピアノカデンツァ
鈴美梛なつ紀
巴里祭とフランス革命について説明。
サ・イラ・モナムール『1789-バスティーユの恋人たち-』より
全員(男役がソロで歌い継ぎ)
Café Song『レ・ミゼラブル』より
瀬央ゆりあ
『レ・ミゼラブル』でマリウス役が歌う楽曲です。
瀬央ゆりあも2018年星組公演『New Wave! -星-』の中で歌ったことがあります。
炎の中へ『スカーレット・ピンパーネル』より
全員(男役がソロで歌い継ぎ)
MC(瀬央ゆりあ、羽立光来、糸月雪羽、一之瀬航季)
ひとかけらの勇気『スカーレット・ピンパーネル』より
瀬央ゆりあ
Paris Rock 《アダモメドレー》
このコーナーはベルギーの歌手、サルヴァトール・アダモの楽曲メドレーです。
「ブルージーンと皮ジャンパー」「サン・トワ・マミー」は宝塚巴里祭でも頻出曲ですね。
今回はロックアレンジということで、定番曲もかなり新鮮な印象になりました。
夢の中に君がいる Mes mains sur tes hanches
一之瀬航季
ブルージーンと皮ジャンパー En Blue Jeans Et Blouson D’cuir
高峰潤、龍季澪
サン・トワ・マミー Sans Toi Ma Mie
羽立光来
日本では越路吹雪の代表曲のひとつでもあります。
SEOCCI TIME!
このコーナーはフランスから離れて、瀬央ゆりあゆかりの楽曲を披露するコーナーとのことです。
どうやって伝えよう『ロミオとジュリエット』より
瀬央ゆりあ
モンタギュー家のロミオの友人、ベンヴォ―リオの楽曲。2021年星組公演で瀬央ゆりあがティボルトとベンヴォ―リオを役替わりで演じています。
今日こそその日『ロミオとジュリエット』より
瀬央ゆりあ 他
キャピュレット家の跡取りティボルトの楽曲。2021年星組公演で瀬央ゆりあがティボルトとベンヴォ―リオを役替わりで演じています。
瞳の中の宝石『バレンシアの熱い花』より
瀬央ゆりあ
『バレンシアの熱い花』で何度も歌われる主題歌ですが、宝塚巴里祭2024では、2023年星組全国ツアー公演で瀬央ゆりあが演じたラモンが歌うバージョンの歌詞になっています。
Luck be a Lady『ガイズ&ドールズ』より
瀬央ゆりあ 他
ミュージカル『ガイズ&ドールズ』で主人公のスカイ・マスターソンが歌う曲です。
2015年星組での上演時には、瀬央ゆりあが新人公演でスカイ役を演じています。
黒い鷲 L’Aigle Noir
瀬央ゆりあ
フランスのシャンソン歌手、バルバラの1970年の楽曲。日本でも沢山のアーティストがカバーしていて、宝塚巴里祭でも複数回歌われています。
宝塚では2003年花組公演『レヴュー誕生』のフィナーレで春野寿美礼、瀬奈じゅんが歌ってから花組生周りでちょっとしたブームのようになって、イベント等でもよく歌われていた印象があります。
FINALE
宝塚巴里祭2024のフィナーレは、宝塚オリジナルのフランスにまつわる曲で構成されています。
楽しわがパリ
糸月雪羽(ソロ)、鈴美梛なつ紀、朝葉ことの、湖華詩
1960年『ウィウィパリ』より
夜霧のモンマルトル
羽立光来(ソロ)、高峰潤、一之瀬航季、龍季澪
1960年『ウィウィパリ』より
雨の凱旋門
瀬央ゆりあ
2000年雪組公演『凱旋門』より
セ・シャルマン
全員(歌は瀬央ゆりあソロ→総踊り)
1978年星組公演『セ・シャルマン!』より
アンコール
セ・マニフィーク
全員
1977年星組公演『セ・マニフィーク』より
宝塚巴里祭2024 公演情報・期別出演者
宝塚巴里祭2024
構成・演出:三木章雄
出演者:
専科
瀬央ゆりあ(95期)
花組
羽立光来(94期)
高峰潤(99期)
糸月雪羽、一之瀬航季(100期)
龍季澪(101期)
鈴美梛なつ紀(102期)
朝葉ことの(103期)
湖華詩(105期)
公演日程:
2024年7月22-23日@東京
2024年7月29-30日@大阪
2024年7月22日(月)
ディナー 18:00~19:30/ショー 19:30~20:30
2024年7月23日(火)
ランチ 12:00~13:30/ショー 13:30~14:30
ディナー 18:00~19:30/ショー 19:30~20:30
@オークラ東京 オークラ プレステージタワー1階「平安の間」
2024年7月29日(月)
ディナー 18:30〜19:45/ショー 19:45〜20:45
2024年7月30日(火)
ランチ 12:30~13:45/ショー 13:45~14:45
ディナー 18:30〜19:45/ショー 19:45〜20:45
@ホテル阪急インターナショナル 4階「紫苑」
7/30(火)13:45~/19:45~ 2公演ライブ配信あり
「Rakuten TV」「U-NEXT」「Lemino」にて